雨ふる韓国
韓国へいってまいりました。
ぜんかいの韓国は三年まえの秋
あらいまりとの女ふたり旅行であり、遠慮会釈もない会話とともに過ごしたソウルでの五日間は当初、男性不在の小旅行ですか。と高をくくっていたわたしの期待感を大幅に裏切ってくれるほどに豊かなものでありましたが今回も韓国
さいこうって言葉、嫌いなんです。でも、さいこうでした。と、そんな様子で、わずか三日間という短い滞在でも有意義。喰べて祝って散歩をし、そして雨。記念すべき韓国での初雨にも恵まれて、異国で雨を経験できるだなんてめったとない好機であり、ぽつりぽつりときた途端、わたしはあわててiPhoneにイヤホンを突き刺して、Neil Sedakaの「Laughter in the rain」をリピート再生。世界じゅうに雨をうたった曲は数多と用意されているけれど、わたしはこの曲。この曲がいちばんすきなのです。雨の下でこの曲を聴いていると、傘を投げ捨てびしょ濡れになって、くるくる回転したくなるのです。スパイクジョーンズ監督のビョーク「it’s oh so quiet」のように街じゅうを駆けまわりショーシャンクの空にのように天を仰いで雨にうたれたい気分へいざなってくれる名曲中の名曲です
そうしてやって雨ふる韓国。虹いろ傘とNeil Sedakaをお伴に遊覧