京都青蓮院は、雨。
恋の気配にむせかえるこんな小暑。みなさまいかがお過ごしですか
わたしは人生で七度目になるお引越しをまずまずに終えて、京都。青蓮院にきています
現状住まいが東京になってしまった身としては、最愛の都市である京都へどのような用向きであろうとも行進できる理由があればいつだって即出発をしたいというのが本音なのですが、そんな中、知人の京都在住作文家がわたしを呼びつけてくれたので二泊。今週、幸運の京都滞在がかなったわけです。そしてわれわれが向かった青蓮院が素晴らしかった
以前この日記にも記録をしましたが、ロック黎明期を駆けぬけた木村英輝氏の襖絵をはじめ、その統一と調和が素晴らしくスマートである庭園のグリーンと石や池の連続性、そして院内をただよう独特の湿り気など。ともすれば出口を見失ってしまいそうになる潤沢な空間にわたしはしばらくじっと動けずにいました
らい週には帰ります
