SUMMER – Penang Malaysia
今夏、一度行ってみたかったマレーシアはペナン島へ行ってまいりました。なかでも以前シンガポールで滞在をして一息でとりこになった「ラッフルズシンガポール」を建てたサーキーズ兄弟がこちらも手がけたという「E&O」での宿泊が目的というのもあり、到着から離陸までの数日間は堪能につぐ堪能。E&O、濃厚な優雅に隅々までが満ち満ちておりました。美しさをごちそうさまです。残念ながら本館HERITAGE WINGの改装工事で一部閉鎖されているエリアがありましたが、それだって塩梅はとてもとてもよきもので、タイのプーケットやインドネシアのバリ島あたりのメジャーどころも素敵だけれど、読みさしの本を読んだり、ぼんやりと想いをめぐらせる場所として、素朴で静かなペナンは絶妙の妙の場でした
こうなったらサーキーズ兄弟が手をかけたホテル、東南アジアの制覇をしたいな。あとはミャンマーのヤンゴンとインドネシアのスラバヤなのね
東京の自宅にはなかなか取り込めないコロニアル様式ですが、スタイルとしては大好物。いつかなにかにこの感じをまぶしたい
そしてE&Oはやはり照明と絨毯のトーンが素晴らしいものだった
E&O周辺。アートの街ジョージタウン「GALA HOUSE」にて白昼のマルガリータを数杯頂戴しました。バンコクほどギラギラせず、シンガポールほど生真面目ではない印象のマレーシアペナン。わたしの内奥ではビースティの「Don’t Play No Game That I Can’t Win」が連綿と鳴りやまず、なぜかしらペナンはビースティがよく似合う